2010年1月26日
椎骨の一般構造
椎骨(ついこつ)または脊椎骨(せきついこつ)(vertebra)は、脊椎の分節をなす個々の骨のことで縦一列に並んでおり、ヒト
の場合上から順に頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個、尾椎4個の33個存在するが、仙椎および尾椎はそれぞれ癒合しており、
仙骨および尾骨と呼ばれる。その他の独立した椎骨は、それぞれの部位の第何番目の骨と命名されている。
一番上に位置する頚椎の二つの椎骨(第一頚椎=環椎'atlas、および第二頚椎=軸椎'axis)はきわめて特殊な構造をしているが、
その他の22個の独立した椎骨は共通した構造を持っている。前方(腹側)にある楕円形に近い形の椎体と後方(背側)にあるアー
チ型をした椎弓から成り立っており、その間には隙間があって椎孔と呼ばれる。ここを脊髄腔が貫通する。椎体は単純でほぼ同じ
ような形をしているが、椎弓は複雑である。椎弓には上下の他の椎体との関節面があり、左右の上関節突起・下関節突起・横突起
と一つの後下方に延びる棘突起がある。隣接する椎体どうしの関節は5つ(椎弓で4つ、椎体で1つ)あり、椎体どうしの接する関節
(椎間関節)には弾性にとんだ椎間板が存在する。これらの関節のおかげで、脊椎は体を支えることができると同時に、前後左右
に曲がることができる。 棘突起は背中を丸めると、皮膚の上から触ることができるものがある(第二・第七頚椎および腰椎でわか
りやすい)。隣接した椎弓の間には、椎孔につながる隙間が左右に二つあり、椎間孔と呼ばれる。脊髄から出た末梢神経はここか
ら外に延びている。
頚椎(cervical vertebrae)
7個の椎体からなり、それぞれ上からC1~C7と呼ぶ。このうち上述のように、第一頚椎(C1環椎)と第二頚椎(C2軸椎)はきわめて
特殊な形態をしている。環椎は頭蓋骨に接しており、その名のとおりリング状の骨である。軸椎は上方に向いた大きな突起(歯突
起odontoid process)があり、これが環椎のリングの中を貫通している。この二つの骨の関節(環軸関節)は頭部が左右に回転す
るための構造である。 C3からC6まではほぼ一般的な形の椎体であるが、椎体は胸椎以下のものと比べると小さい。 C1からC6の左
右横突起の根元には穴が開いている(横突孔)。この中を椎骨動脈が貫通している。 C7の棘突起は特に発達しており、首を前屈さ
せると隆起しているのが体表から見てもわかるため、C7は隆椎と呼ばれる。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
椎骨はとても重要な役割をする骨なんですね。
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